給湯器選びのポイント
まずは、セルフチェック! 1つでもチェックがあった方、こんな症状は故障の前ぶれです。是非お早めのご相談ください。
ポイント1.設置タイプ
壁掛けか床置きか。マンションならPS(パイプシャフト)も確認。
給湯器は設置タイプ毎に交換可能な機種が変わってきます。ご自宅のどこにあるか確認してみましょう!
ポイント2.給湯能力(号数)
お湯の量は号数によって異なります。
水温+25Cのお湯を24L出せれば、24号となります*。号数が大きいほど一度に大量のお湯を使うことができます。
*配管条件(配管長・配管径・配管経路)、給水圧、給水温により異なる場合がございます。
お使いの給湯器で不便を感じたことがなければ同じ号数のものを選ぶことをお薦めします。お湯の出が弱い・お湯はりが遅いなどの症状は、最適な号数の給湯器に変更することで快適なお湯がご使用頂けます。
※但しマンションの場合は、管理規約により号数アップが出来ない場合がありますので、予め管理会社へお問い合わせください。また戸建住宅であっても、ガスメーターにも許容範囲(4号メーターは20号給湯器まで、6号メーターは24号給湯器まで)があるため、ガスメーター自体を交換しないと号数アップが出来ない場合があります。
ポイント3.おふろ沸かし機能
フルオート/オートとはお風呂を簡単便利にしてくれる機能で、フルオートタイプはお湯はり、追い焚き、保温、たし湯、追い焚き配管洗浄までを自動で行う至れり尽くせりの全自動機能です。一方オートタイプはお湯はり、追い焚き、保温までを自動で行います
フルオートタイプは水位センサーを備えており、水位を基準にお湯の量を管理しています。水位が設定値より下がると自動たし湯機能によって設定水位までお湯がたされるため、いつ誰が入浴する時もお湯が少ないということがないのはもちろん、残り湯を沸かし直しでも常に一定の水位に保つことができます。
ポイント4.エコジョーズ・一般タイプ
一般的なガス給湯器よりも高性能な、エコジョーズ。高温の燃焼ガスを再利用することで、一般型よりも13%ガス使用量を減らすことができます。エコジョーズですと、価格は高くなりますが、月々のガス代の削減を実現し、長く使えば使うほどお得になります。初期費用よりもランニングコスト重視の方、持ち家への設置で選ばれる方が多いです。
エコジョーズだと、ガス代が年間約10,000円もおトクに!
※通常タイプの給湯器からエコジョーズへ変えるには、排水専用のドレン配管工事が必要となり、特別な設置条件*が設定されています。
*設置条件
・戸建て住宅
給湯器の近くに接続可能な汚水管(マス)又は雨水管(マス)がある。
・マンション(集合住宅)
ベランダへの取り付け、または共用部分への排水配管工事が行える、もしくは浴室内へ排水できる機種への交換が可能。
ポイント5.メーカー
ガス給湯器はメーカーによる機能や性能の差はほとんどなく、値段やリモコンデザインなどがメーカー選びのポイントとなります。
- 戸建住宅やマンションのベランダに設置されている場合、メーカー問わず取替え可能です。安い方のメーカーをおすすめいたします。
- マンションで扉内に給湯器がある場合、給湯器サイズに合った枠を使用するため、基本的に同じメーカーへの交換になります。
- 省エネタイプの「エコジョーズ」をお考えの場合、エコジョーズ給湯器については、パロマが最も安く、次にパーパスとなり、ノーリツ・リンナイはほぼ同額となります。